空港での手続きや手荷物検査のアドバイスはたくさんあると思いますが、国際線を利用して大切だと感じたポイントを2つ、初心者ならではの視点でお伝えしようと思います。失敗しないと気付かない点だと思うので、ぜひ最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
トラブルは空港職員を!!
手荷物検査場でのトラブル
私は国際線の手荷物検査は初めてでしたが、国内線の手荷物検査は経験がありましたし、事前調査で検査通過はスムーズにできました。ドキドキしながらX線の下を通りましたがこれでひと安心。自分の荷物を素早くピックアップし、空のトレーを回収レーンに返却に行きました。
すると返却レーンのトレー回収口にまだ荷物が乗ったままのトレーがありました。
荷物が引っ掛かったトレーは戻ってきて、流れてきた空の回収トレーを押し戻して…を繰り返していました。
私もここで無視してトレーを置いてくれば良かったのですが、溢れ返ったトレーを重ねてあげようかなと手を出しました。
すると遠くから怒鳴り声が聞こえてきました。
怒鳴り声の主は私のところへ来て
「声かけてからやらないから!あなたのせいで指を挟みました!!!
ここ!!みて!!!挟んだんですどうしてくれるの!?」
と怒鳴り散らしてきました。
私の性?思ったので「いや、でも荷物が…」と説明しようとしたら
私の説明など聞く耳を持たず、声を被せるように再び怒鳴り始めました。
理不尽過ぎて頭に来ましたが、逆に怒鳴られ過ぎて血の気が引いた私。「…すみませんでした。」と2回ほど謝ったら、怒りながら帰って行きました。
私も引くに引けなくなり荷物を避けてあげようか、でも窃盗と間違われてもまたトラブルになるし…
なんて考えつつ何もできないでいると、空港職員と荷物の持ち主がが同時にやってきたので私も退散することに。。。全くの怒られ損でした。
そう、ここで学びました。
トラブルを目にしたら自分が動く前に職員を呼ぶことが大切だと。
どんな人がいて、どんな見方をされるか、、それはそれぞれの主観があるということ。
そんなことはよく分かっていたはずなのに、つい通常の感覚で対応してしまうんですよね。
そもそも知らないふりすればいいと言う人もいると思います。
でも私の性格上、知らないふりがどうしてもできなくて多分素通りは出来なかったと思うんです。いきなり性格を変えるのは難しいので…(笑)
今回は怒られたはものの、その先のトラブルに発展しなかったので良かったですが、私のように親切心が裏目に出てトラブルにならない為にも、いつもとは違う世界にいるんだという少し緊張感を持った意識が必要だと思います。
間違えられたベルト
出国の際にトラブルが起きたのに、また帰国の際でもトラブルに遭遇しました。
実は出国後の現地空港でもちょっとしたトラブルを目の当たりにしていた私。
またか、、って感じでした。
それは預入スーツケースのピックアップの際。
どうしてもトイレに行きたくなり、友人に荷物のピックアップを頼みました。私のスーツケースには苗字が記されていましたし、その上自分の名前は珍しい苗字なので間違えづらいものでした。
トイレから急いで戻ると、遠くから見るにピックアップは終わっている様子。
友人に近づきパッとスーツケースに目をやると、私のじゃない!!!?
私「これ私のじゃない!(笑)こんなベルト付けてない。。」
友人「え!?最初からベルト付けてなかった??」
私「そう!ベルトが付いて帰ってきた。」
よく確認すると色、形、名前は私のスーツケースで間違いないんです。でもなぜかイラストが付いたポップなゴムベルトがはめられていました。
出発の際に学んでいた私。
ベルトは外さずそのまま空港職員のところへ行き説明しました。職員の方も失笑しながら…なんででしょう!?って言ってました。
とりあえず自分のカギでスーツケースが空くことを職員の方と一緒に確認し、ベルトだけ預かってもらいました。
ここで大切なのは自分でベルトを外して職員に持って行かないこと。
そのままの状況でまずは職員に伝えることが大切だと思います!
前にも言いましたが人の主観は人それぞれです。もしかしたら、外した際にベルトを壊してしまったり、盗んだと勘違いされたり、要らぬ疑いをかけられるかもしれません。
どんな小さな出来事でもこれくらいと判断せず、自分だけの問題ではない時にはまずは職員に伝えましょう!!
出国帰国時に必ず確認しよう!
Visit Japan Webの登録は出国前に
Visit Japan Webは日本政府デジタル庁が行うWebサービスの1つで、日本入国の際にスムーズに入国する為のWebサービスです。
登録方法や使い方は公式HPで詳しく解説されてますので、そちらをご覧ください。
私はこのサービスを友人から聞いて出発前にアカウント登録はしていました。
登録時にたまたま出先でパスポート番号と旅券番号が分からなかったので、後で追加登録しようと入力途中のままでした。
結局出発まで2週間を切っていて、初海外旅行の準備や通常の仕事に追われ、そんなことはすっかり忘れてタイへと旅立ちました。半ば友人から言われるがまま登録し、このサービスについてちゃんと理解できてなかったんですよね。
旅行中も手続きのことなんて忘れたまま帰国の為空港へ。
そこで友人から再び言われて思い出しました。
その時点で出発まで約4時間前。
事前登録は6時間前までで、登録が不完全だった私の画面には残り時間0時間と表記されていました。
締め切り時間が過ぎているので、事前登録の続き!?(パスポート番号や旅券番号の登録)は出来てもファストトラック(検疫手続き)の登録は出来ませんでした。
ファストトラック未登録でそのまま入国!?
未登録で入国なんて、きっと空港職員に質問攻めにされるんだろうな…怒られるのかな…なんて海外旅行初心者の私はビクビクしながら日本に到着しました。
飛行機を降りてしばらく歩いていくと職員の方がパネルを持ってVissit Japan Webについて案内をしていました。登録している人はログインしてから進んで..とか何とか。。みんなそこで足を止めてスマホと格闘するので大混雑。
事前登録をしっかりした人は日本到着時にログインすることをお忘れなく!
パスワード忘れにも注意が必要ですね!
一応写真パネルで案内がでてて、ページが赤の人はこちら…と色分けされて道順が示されていました。
赤レーンを進んでいくと専用窓口でパスポートと接種証明のチェックをされます。
色々聞かれるかと思いきや「はい、OKです。」とすんなりクリア!
あっという間に他の人と合流できました。
その後も手荷物検査場、入国審査、荷物のピックアップを終えて最後に税関申告へ。
税関の方も登録がしっかりできていなくても、紙に書けばOK!
なんとか空港を出ることが出来ました!!
結果的にはVisit Japan Webサービスに登録が出来てなくても大丈夫だったのですが、フライトの疲れで一刻も早く帰りたい中、正規ルートとは別レーンで遠回りしたり、荷物を持ったまま紙に書いて申告したりは大変です。
やはり事前に登録をしっかりしておくことをオススメします!!
まとめ
空港でのトラブル対処についてと入国時のweb申請についてお話しましたが、いかがでしたか!?
- 空港でのトラブルは自己判断で対処せず、まず空港職員を呼ぶ
- Visit Japan Webは出発前に事前登録の完了を必ず確認
帰国の荷造りと一緒にファストトラックと税関申告を最終確認
以上が私が初めてめて海外旅行に行き、空港で特に大切だと感じた点です。
コロナ禍が落ち着きはじめ、海外旅行に興味が湧いている人もいるのではないでしょうか。
ぜひ今回お話したことも頭の片隅に置きつつ、海外旅行を楽しんで欲しいなと思います。
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